このたび、長野県長野市のJAF長野支部様よりオフィスのリニューアルに伴うオフィスレイアウトと関連する各種オフィス内装工事をサポートさせていただきました！リニューアルを実施するにあたり、まず、お客様のご要望をお聞きいたしました。ヒアリングを実施したところ、以下の課題がオフィスにあることが判明しました。

①　オフィスのエントランスからオフィス内が丸見えになっている点

②　オフィスの床が長尺シートで、床上に電源コードなどの配線が露出している点

③　ロールスクリーン及び壁クロスが経年劣化により汚れが目立っている点

また、お客様より感染症予防を考慮したオフィスレイアウトに変更したいとのご要望をいただき、上記のようなオフィスレイアウトをご提案いたしました。オフィスへの来客者がデスクに置いてある書類やパソコンの画面を見られないようなレイアウトを意識しました。そして、打ち合わせスペースをエントランス付近に配置し、執務スペースは奥に配置しました。

今回のオフィスリニューアルの際にお客様と悩んだのがタイルカーペットのパターンとそのデザインです。打ち合わせの際、数パターンのデザイン張りとタイルカーペットのサンプル品をいくつか持参し、そのパターンとデザインを決めました。タイルカーペットは灰色を基調とし、打ち合わせスペースは濃い緑色、通路とエントランスは濃い灰色を混ぜたパターンにしました。上記のレイアウト図のように、従業員のみが入れる執務スペースと通路をタイルカーペットの色で分けることで同一空間に複数のスペースを作り出しました。

オフィスのエントランスの写真になります。外から執務スペースが簡単に見られないよう、コの字型にローパーティションを設置しました。ローパーティションを執務スペースとエントランスの境界に設置するだけでも二つのスペースを分けることができました。また、エントランス部分にちょっとしたハイテーブルを設置し、エントランス空間を演出しました。

次に、来客者との打ち合わせスペースです。打ち合わせスペースとエントランスを分けるために、ローパーティションを設置しました。また、打ち合わせスペースのタイルカーペットは濃い緑色にしたことで、狙い通り視覚的に空間を分けることができました。ミーティングテーブルは木目調を基調とした薄い茶色のテーブルを選定しました。

次に窓側の通路です。タイルカーペットと同様にお客様と悩んだのが柱周りと壁面のクロスです。クロスのサンプルを持参し、対象箇所に合わせ、タイルカーペットの配色に合うようなデザインにしました。柱のクロスはローパーティションと同じ、木目調を基調としたクロスを貼り、壁面はシンプルな白色にしました。クロスのデザインをこだわったことで、タイルカーペットと調和され、オフィス全体が和むような雰囲気を作り出しました。

また、OAフロア工事を実施したことで、床下にすべての電源コード、電話線、LANケーブルを格納しました。リニューアル前のような床上にコードが見えないようになり、オフィスの床がスッキリしました。

最後に、執務スペースからの写真です。デスクの配置はエントランスを正面に向くように配置しました。また、デスクトップパネルも設置し、デスクの上の書類やパソコンの画面が見られないように工夫しました。写真からも分かるように、エントランス付近に設置したローパーティションは外からの視線を遮っています。

最後に
長野上田オフィスづくり.comでは、お客様の思いやコンセプトを大事にしたご提案を心がけています。内装工事から家具の選定やタイルカーペットのコーディネートも合わせてお手伝いいたします。