こんにちは。長野県の長野市 ・上田市を中心にオフィス環境づくりのサポートをしている長野・上田オフィスづくり.comです。

先日長野市のお客様から一部フリーアクセスフロア化されていないオフィスの床をフリーアクセスフロアにしたいとのご要望があり、OAフロアを設置いたしました。

最近は床がフリーアクセスフロアの会社様も増えてきておりますが、さて、皆様はフリーアクセスフロアの中って見たことはありますか？

今回は、あまり見られたことのないフリーアクセスフロアの中身と、施工をお見せいたします！

まずは、施工前のお写真です。

また、パーテーションで仕切られた他のフロアでは,すでにOAフロアとタイルカーペットを敷設してありますが、このフロアはまだ敷設されていない状況です。

さて、フロア内の什器を取り除き、OAフロアの敷設作業開始です！！

今回は、既存フロアと同じ高さの60mm上げた状態にします。

まずは、土台となる支柱を規定の箇所に置きます。

商品にもよりますが、今回の商品はOAフロア用の支柱により高さを調整できるタイプです。この支柱を等間隔に設置していきます。

60mm上げるだけなのになぜ一つ一つ支柱の高さを変えなければならないのか？皆様わかりますか？

実は、オフィスの床は、体感ではわかりにくいですが、意外に場所により高さが違います。

今回も床の場所により10mmほど高さが違いました。

水平器を使い水平を見ます。流石にすべてに対して調整をしていくには時間がかかりすぎるので、規定区間の調整を行い、

その区間に合わせて間の支柱の高さを調整していきます。

さて、高さ調整と並行して、入り口には別の施工をしています。

今回のフロアは、部屋を仕切っているパーテーションのドアが内開き（フロア側にドアが開く）ため、床の高さを上げてしまうと、扉が開かず、文字通りの開かずの部屋になってしまいます。

パーテーションをバラしてドアの向きを変える方法もありましたが、ドア周りのパーテーションに電気関係の配線が入っていたため、断念しました。

こういった時は、ドアの可動範囲のみOAフロアを敷かず、スロープ状にします。

支柱の高さや水平の調整が終わりましたら、床に支柱を固定していきます。

支柱の固定作業が終わったら、いよいよOAフロアタイルの敷設です！！

フロアの壁側には、エアコンが備え付けてあり、床から吸気する仕組みになっています。

OAフロアで覆ってしまうと吸気効率が悪くなるため、吸気口をつけます。

さて、順調に敷設を進めている中で、どうしても形が合わなくなってしまう場所があります。

上の写真のような場所ですね。そんな時は、OAフロアタイルを加工します。

加工したOAフロアタイルも含め、敷設した結果がこちら！

さて、廊下との出入り口はスロープを置くことで、解決を図りましたが、執務スペースとの入り口はどうしたかというと、こちらに関しては、ドア周りのパーテーションを加工し、ドアの高さを60mm上げました。

さて、OAフロアも敷き詰めていよいよラストスパートです！

カーペットタイルを敷いていきます。

カーペットタイルを床につけるためのノリを付けていきます

一角にノリを付け終わり、いよいよタイルカーペットを敷設していきます。

タイルカーペットにも向きがありますので、間違えないように、隙間のできないように貼り付けていきます。

張り終わった結果がこちら！！

OAフロア敷設前と比較してみましょう。

カーペットタイルも格子状にきれいに並んでいます。

入り口のスロープ部分もきれいに敷設いたしました。

いかがだったでしょうか？

OAフロアで配線を床下に収納すること見た目にもスッキリします。

それだけではなく、防災上の観点からも、地震や火災発生時の避難の際配線に引っかかり避難が遅れてしまう・・・・そんなリスクの回避にもつながります。

オフィスのフリーアクセス化を検討の際は、長野・上田オフィスづくり.comにまずはご一報ください。現場調査から見積まで、ニーズに合ったご提案を致します。

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